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張本智和の高校進学先は日大?世界ランキング2019最新情報!

張本智和選手(木下マイスター東京)の高校進学先は日大世界ランキング2019や、得意技は?両親が中国人って本当?卓球界の新星として、張本智和選手に注目が集まっています。

今日は、張本智和選手についていろいろ調べてみました。

張本智和の高校進学先はどこ?日大?

張本智和選手(木下マイスター東京)の高校進学先は、日本大学高校です。横浜市港北区にある日本大学付属の私立高校で、中高一貫校であり、男子ゴルフ部、女子ラクロス部などが強豪として知られています。

主なOBには、金子柱憲氏(ゴルフプロ)、尾崎加寿夫氏(サッカー元選手・サッカー解説者)などスポーツ選手の他、坂本九さんなどがいます。

張本智和が日大高を選んだ理由は?出身中学はどこ?

張本智和選手(木下マイスター東京)は、小学校(仙台市立東宮城野小学校)までを仙台で過ごしました。

中学入学(北区立稲付中学校)と同時に上京し、日本オリンピック協会(JOC)が、寄宿制で有望ジュニアを育成するエリートアカデミーに入校します。

文武両道を奮闘して来ましたが、海外遠征が激増した中学での学業成績が下降してしまいます。

張本選手は、成績が落ちたことを気にしており、もっと勉強も頑張りたいと、自らの意志で日本大学高校進学を決意しました。

日本大学は横浜市にあるため、練習場所は木下グループの体育館(川崎市)となります。アカデミー生は、味の素トレセン近隣の高校に進学する選手が多い中、張本選手は学業でもトップを目指すため、より難しいカリキュラムの高校進学を希望しました。

またこのような理由もあり、エリートアカデミーは、通常高校卒業まで在籍するが、張本選手は中学卒業と同時に修了しています。

張本智和の世界ランキング2019とこれまでの成績は?

張本智和選手の現在のITTF世界ランキング最高位は3位。段級位は7段。
※2019年1月時点。

世界ランキング2019は、5位。

まだまだ若いので、更にアップする可能性を秘めてますよね。ちなみに、張本選手が尊敬や憧れていると挙げている選手は、樊振東選手が2位、馬龍選手が3位、水谷隼選手が13位です。

張本選手のこれまでの主なタイトルは以下です。

・2010年 全日本卓球選手権大会バンビの部‐優勝。
・2011年 全日本卓球選手権大会バンビの部‐優勝。
・2012年 全日本卓球選手権大会カブの部‐優勝。
・2013年 全日本卓球選手権大会カブの部‐優勝。
・2014年 全日本卓球選手権大会ホープスの部‐優勝。
・2014年 カデットの部13歳以下‐優勝。
・2015年 全日本卓球選手権大会ホープスの部‐優勝。
・2015年 東アジアホープス選手権シングルス‐優勝。
・2015年 チャイニーズタイペイジュニア&カデットオープンジュニアシングルス‐優勝。
・2015年 カデットの部13歳以下‐優勝。
・2016年 全国中学校卓球大会‐優勝。
・2016年 ITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯(U-21)‐優勝。
・2016年 カデットの部13歳以下‐優勝。
・2016年 世界ジュニア卓球選手権シングルス‐優勝。
・2017年 ITTFワールドツアー・チェコオープン(男子シングルス)‐優勝。
・2018年 全日本卓球選手権大会(男子シングルス)シニア、ジュニア‐優勝。

☆男女シングルス<シニア>通じて史上最年少、史上初の中学生での優勝。
・2018年 ITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯‐優勝。
・2018年 ITTFワールドツアーグランドファイナル(男子シングルス)‐優勝。

世界史上最年少での優勝。

張本智和が使用しているラケットとラバーは?

張本智和選手(木下マイスター東京)が使用している道具も気になりますね。ラケットは、バタフライ社の特注品で「アリレートカーボン」のシェイクを使用しています。

微妙な回転を生むラバーのフォア面は「テナジー・05」、バック面は「テナジー・05FX」を使用しています。

どちらもバタフライ社のものです。

張本智和の得意技は?

張本智和選手(木下マイスター東京)の得意技は、正確なバックハンド全般と、天性のボールタッチ、世界で1、2を争う「チキータ」と呼ばれる打法です。

チキータからの試合展開も得意、レシーブから積極的にフリックや、チキータで攻めて行くスタイルのため、後陣に下がることは滅多にありません。

チキータは、ここ最近テレビなどでも取り上げられており、軌道が曲がるためバナナのブランドから命名されたとも言われています。

張本智和の国籍や両親は中国人?

張本智和選手(木下マイスター東京)の両親は中国出身です。父は張本宇(はりもとゆ)さん、母は張凌(ざんりん)さんで、両親ともに中国の元卓球選手です。

両親ともに中国四川省出身、父は現在は男子ジュニア日本代表コーチ、母は1995年の第43回世界卓球選手権の中国代表でした。

両親ともに中国で現役を引退後、日本でコーチのお誘いがあり、仙台ジュニアクラブのコーチとして来日しました。

仙台ジュニアクラブは、福原愛さんもかつて在籍したクラブで、長年コーチを務めていることから、卓球選手としての実力の高さと、指導力が評価されているのでしょう。

張本選手は、正にサラブレッドですね。

2016年には、仙台市宮城野区萩野町に自宅兼卓球場を新築し、自宅2階部分を「張本卓球場」としてオープンしました。

オープン時には、福原愛さんもお祝いに駆け付けたそうですよ。張本選手自身も生まれは日本ですが、中国籍で出生し、出生名は張智和でした。

2014年に父と、妹とともに、日本へ帰化していますので、現在の国籍は日本です。
母は帰化しておらず、中国籍のままになっています。

張本選手が日本へ帰化した理由として、「自分が生まれ育った日本の国旗を背負って戦いたい」との思いから、日本国籍を取得しています。

オリンピック出場のために諸外国の国籍を取得する場合がありますが、張本選手の場合は日本で生まれ育っていますから、ごく自然な流れで日本人として出場したいという思いなのでしょうね。

両親は小さい頃は、張本選手を卓球選手にさせるつもりはなかったそうですが、張本選手自身の強い思い、熱意に動かされ、熱心なサポートを続けています。

張本選手自身が、日本に帰化したいと両親にお願いしたのだそうです。小学生の頃から、既に世界で戦うことを意識していたのですね。

2016年からは親元を離れ、寮生活を送っています。

張本智和の妹もすごい!

張本智和選手(木下マイスター東京)の5歳年下の妹の名前はは美和さんで、卓球選手です。
2016年の全日本選手権バンビの部で優勝しており、美和さんの今後が楽しみな注目選手です。

将来の卓球界を兄妹で背負うこともあるかもしれません。

張本智和プロフィール

・名前:はりもとともかず。
・生年月日:2003年6月27日。
・血液型:O型。
・出身地:宮城県仙台市。
・居住地:東京都北区。
・身長体重:175㎝、64㎏。※2018年7月時点。
・靴のサイズ:28㎝。※2017年9月時点。
・利き腕:右。
・愛称:怪物、河童、100年にひとりの逸材。
・卓球以外のスポーツ:野球観戦。
・好きな野球選手:田中将大選手、茂木栄五郎選手。
・憧れの選手:馬龍選手(2016年リオデジャネイロオリンピック男子シングルス金メダリスト)。
・尊敬している選手:樊振東(はんしんとう)選手、水谷隼選手。
・所属:木下マイスター東京(木下グループ)。

2歳で卓球を始め、2010年小学1年生で全日本卓球選手権バンビの部(小学2年生までの部)での優勝に始まり、その後のバンビ・カブ・ホープスで無敗の6連覇を達成するなど、将来が注目される選手の中でも圧巻な存在感を示しています。

まとめ

張本選手は学業との両立、進学先だけでなく、日本国籍取得など、自身で大きな決断をして来ました。

卓球王国・中国出身の両親のDNAだけでなく、日頃の努力や、何事にも全力で取り組む選手なのだということが、良くわかりました。

ケガなどなく更なる活躍を祈りたいですね。