迷惑メール(スパムメール)と聞くと、年配の方が引っかかるイメージがあるのではないでしょうか。しかし、最近は迷惑メールの手口も巧妙になってきており、大手ショッピングサイトなどを装ったメールも増えてきています。
そこで、今回はNTTドコモが開設した特設サイト「迷惑メール展」についてご紹介しながら、迷惑メールについて考察したいと思います。
迷惑メール展とは
迷惑メール展は、NTTドコモが企画した「オンライン上の迷惑メール展示会」で、2022年3月18日まで特設サイトで開催されています。
迷惑メールの実例を紹介
迷惑メール展のサイトは、スマホの受信ボックスのようなデザインになっており、実際のメールボックスを操作する感覚で見ることができます。迷惑メール展では、最新事例を含めた40通以上の迷惑メール 最新事例を紹介しています。
40通以上のメールはカテゴリー分けされており、「通販」「クレジットカード・銀行」「ETC」「携帯キャリア」「その他いろいろ」の5つに分けられており、気になるカテゴリーから事例を調べることができます。
迷惑メール事例をみんなでシェアする活動
迷惑メール展の目的は、事例紹介だけではありません。もう1つの目的は「迷惑メールをみんなでシェア」することです。
特設サイト以外にTwitterアカウントも開設されており、受け取った迷惑メールを「#迷惑メール展」のハッシュタグをつけて投稿してほしいと呼びかけています。
実際にTwitterに投稿している方も多くいます。思わずクスッと笑ってしまうメールも投稿されているようです。
迷惑メールが情緒不安定すぎる#迷惑メール#迷惑メール展 pic.twitter.com/CutvjS9Pv0
— それがし@DQW定点勢 (@amanojaku0108) March 5, 2022
福山雅治からメールきた.#迷惑メール展 pic.twitter.com/2iaeJmDylC
— だいごろう (@Lzg3lrz) March 3, 2022
迷惑メールは幅広い世代で被害がある
迷惑メールと聞くと、年配の方の被害を想像されるかもしれません。しかし、最近の手口は巧妙化しており、若い年代の方の被害も増えてきています。
「私はそんなことないよ」と思っている方も気づかないうちに情報を抜き取られている恐れがあります。特にインターネットショッピングサイトを利用されている方は多いと思います。例えば、インターネットショッピングサイトを装ったメールに記載されたURLをクリックしてしまい、大切な個人情報が抜き取られてしまうこともあるんです。
実際に迷惑メール展に掲載されているように、最新迷惑メール内容は非常に巧妙で、迷惑メールであることに気づきにくくなっています。そのため、被害者は若い世代から年配の方まで幅広い世代に拡大しているのです。
迷惑メールに対してどのように対処すべきか
近年の迷惑メールは、フィッシング詐欺メールが主流です。フィッシング詐欺とは、ショッピングサイトや通信会社を装ったメールを送り、本物のようなサイトにアクセスさせ、アカウント情報を入手する手口です。
またアプリに登録させてアカウント情報を入手する手口もあります。身に覚えのないURLへのアクセスは控えるようにし、アプリは公式ストアからインストールするようにしましょう。またセキュリティ対策として、セキュリティソフトを入れることもおすすめします。
まとめ
この記事では「迷惑メール展」について紹介しました。迷惑メール展は最新の迷惑メールについての特設サイトで、40通以上の迷惑メール 最新事例を紹介しています。
迷惑メールの手口は巧妙になってきているので、自分は大丈夫と思っている方もいつ被害に合うかわかりません。迷惑メールは、もはや他人事ではないので、迷惑メール展で紹介された事例を確認しながら詐欺に遭わないよう気をつけましょう。