夏休みいかがお過ごしですか?行動制限のない夏休みとはいえ、熱中症や感染の心配でお家で過ごす時間も多いのではないでしょうか。おうち時間の夏休みに、おうち映画はいかがでしょうか。
この記事では、大人も子供も楽しめる映画から映画「STAND BY MEドラえもん」について、改めて基礎知識を交えながらご紹介したいと思います。
映画「STAND BY ME ドラえもん」とは
基本情報
- 制作年:2014年
- 上映時間:95分
- 原作:藤子・F・不二雄
- 監督:八木竜一 山崎 貴
- 脚本:山崎 貴
- 音楽:佐藤直紀
- 主題歌:秦 基博「ひまわりの約束」
原作者である藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して制作された「STAND BY ME ドラえもん」は、シリーズ初の3DCGアニメーション映画です。原作から厳選されたエピソードを再構成し、ドラえもんとのび太の出会いから別れまでを描いた感動作品となっています。
ドラえもんと言えば、四次元ポケットから未来の道具を取り出し、のび太を助けるストーリーですが、本作でももちろん様々な道具でのび太を助け成長させて行きます。
アニメを観ている我々も、のび太とドラえもんのペアはどこか永遠に続くものと思っていますが、どんな事にもいずれ別れはやってきます。別れる時に気づく相手への想いを丁寧に伝えてくれていて、そんな部分に感情移入してしまう内容です。
あらすじ
勉強もスポーツも苦手な小学生「のび太」の前に、22世紀から来たのび太の孫の孫の「セワシ」とネコ型ロボット「ドラえもん」が現れた。そこで聞かされた、のび太とその子孫達の未来は「倒産」、「借金」と散々な物であった。そんなのび太の未来を変えるために、お世話係として連れてこられたのが「ドラえもん」だったが、当の本人は乗り気ではないよう。
そこで、セワシはドラえもんに『成し遂げプログラム』をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀には帰れなくしてしまう。次第に仲良くなっていく二人、のび太を幸せにするために、クラスメイトのしずかちゃんとの結婚を目指すことに。のび太は幸せな未来を手に入れられるのか。ドラえもんは22世紀に帰れるのか・・・。
キャスト
- ドラえもん/水田わさび
- のび太/大原めぐみ
- しずか/かかず ゆみ
- ジャイアン/木村昴
- スネ夫/関 智一
- のび太(青年)/妻夫木聡
ゲスト声優を務めた妻夫木聡さんは、当時TOYOTAのCMでも30歳になったのび太を演じていました。このCMがきっかけとなり、起用されたことが当時話題になりましたね。
おすすめポイントとレビュー
みんなが知っているようで知らない、ドラえもんとのび太の出会いと別れを描いた作品は物語の結末を知っている人でも、その感動シーンに涙した人も多いのではないでしょうか。レビューサイトでも、様々な意見があげられていますのでご紹介しましょう。
レビューサイト口コミ
- 3D作品で現実的に感じられて新鮮だった。
- 人を思いやる気持ちや諦めない気持ちなど、大切な想いが詰まっている。
- しずかちゃんとパパの結婚前夜の会話に涙。
- 感動の余韻がずっと残っているくらい素敵な作品。
中には、過去の感動エピソードを繋げただけだから感動するように仕向けてあるのでは、などという意見もみられましたが、多くの方はいわゆる「ドラ泣き」した映画だったようです。
おすすめポイント
この作品のおすすめポイントは、「友情」「愛情」といった相手を想いやる気持ちが伝わってくる点だと思います。ドラえもんとのび太の「友情」、のび太がしずかちゃんを想う「愛情」、しずかちゃんとパパの「親の想い」など、日頃観ているアニメのドラえもんとは違ったメッセージ性が強い内容です。
多くの方が感動したポイントとしてあげているのが「結婚前夜のしずかちゃんとパパの会話」ですが、しずかちゃんの迷いに、優しくアドバイスするパパのセリフは、父親の愛情と寂しさが入り混じっていて感動的です。また、ドラえもんとのび太の別れのシーンも、のび太を想うドラえもんの気持ちがひしひしと伝わってきて、どちらも子供を送り出す親の気持ちとリンクするので、この部分は大人の方が感動してしまうと思います。
まとめ
この記事では、夏休みのおうち時間におすすめ映画として「STAND BY MEドラえもん」をご紹介しました。ドラえもん映画シリーズの冒険物とはちょっと違った本作ですが、心温まる作品ですので、ぜひ夏休みの親子でゆっくり鑑賞して観てください。