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ここ10年で大きく変わった?日本のゲーム・eスポーツの現状を調査

ここ10年で大きく変わった?日本のゲーム・eスポーツの現状を調査

近年、世界でも日本でも大きな盛り上がりをみせるeスポーツ業界。大きな大会が世界各地で行われ、プロゲーマーの活躍が目立つようになりました。そのため、プロゲーマーを育成する学校やゲーミング用品の増加により、「eスポーツ」という言葉を目にすることが機会が増えています。

現在、世界中で大盛況に収めるeスポーツですが、ここ10年で日本のeスポーツ業界はどのように変化していったのでしょうか?

eスポーツの歴史

1980年代にコンピューターゲームが誕生し、当時人気だったコンピュータゲーム「スペースインベーダー」のハイスコアを競うトーナメントが開催されたのが世界のeスポーツ大会の始まりだという。その後、1990年代より対戦型格闘ゲームが流行し始め、2000年代には世界大会やプレイヤー数が拡大し、世界中で「eスポーツ」という単語が広まりました。

日本では、2007年に日本eスポーツ協会設立準備委員会が設立され、2011年に第1回目となるeスポーツJAPAN CUPが開催されました。それから、さまざまな団体が立ち上がり、2018年に一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が設立します。

eスポーツの現状

コンピューターゲームが誕生した1980年代から、eスポーツという言葉が誕生し、本格的に世界中に広まった2010年代まで約30年の歴史があります。

では、eスポーツの現状はどうでしょうか?

競技人口

現在、eスポーツの競技人口は世界全体で1億人を超えるといわれています。日本でも、約390万人を誇っており、年々増加傾向にあります。また、eスポーツの視聴者数は世界で6億人が見込まれています。日本でも、2022年の試合観戦や動画視聴をしたというeスポーツファン数は1,012万人を超え、2018年と比較すると264%も増加しているんです。

プロゲーマーの増加

eスポーツ業界では、大会で賞金を得たり、スポンサーと契約して収入を得るなどゲームを職業にするプロゲーマーが存在します。

国内でも、数多くのプロチームがあり、活躍する選手が増加しているんです。日本eスポーツ連合(JeSU)ではプロライセンスを発行しており、2020年には217人が所有していました。現在では302人が所有しており、年々増加していることがわかります。

eスポーツのジャンル

eスポーツでは、野球、サッカー、テニスがあるように、eスポーツでもジャンルが存在します。ジャンルごとに戦う内容が異なり、現在は大きく10種類に分けられます。

日本で徐々にeスポーツが広まりつつあった2000年代では、「World Cyber Games Challenge 2000 日本予選」が開催され、FPSやTPSのシューティングゲームがプレイされていました。

そこから、約20年の時を経て、今やFPSやTPSはApex LegendsやCSGO、Fortniteなど新たなタイトルで登場しています。また、MOBAの代表的なゲームLeague of Legendsはeスポーツに欠かせないゲームです!