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FXするなら必ずチェック!『税金』はいくらから?注意点をご紹介

FXするなら必ずチェック!『税金』はいくらから?注意点をご紹介

将来に向けた様々な投資方法がありますが、中でも通貨と通貨を交換して利益を得る「FX」が注目されています。というのも、初心者でも少ない投資金額で大きな利益を得ることがあるんです。そのため、副業として始める人も多くいます。しかし、FXで儲けた金額には税金がかかるんです。そこで、FXの税金について詳しくご紹介していきましょう。

FXとは

FXとはForeign Exchangeの略で日本円や米ドル、ユーロ、ポンドなどの通貨を売買する「外国為替証拠金取引」のことです。2か国の通貨を売買して、価格変動によって生じた差額で利益を得ることができます。

FXの税金はいくらから?

FXには税金がかかるため、確定申告を行わなくてはいけません。では、いくらからかかってくるのか解説していきましょう。

会社員など給与がある場合

会社員など給与がある人は、年間にFXで20万円以上の利益があると税金がかかり確定申告が必要です。しかし、以下の条件を満たす場合、確定申告が必要ありません。

  • 年収が2,000万円以下
  • 1か所から給与の支払いを受けている
  • 給与所得と退職所得を除いた所得合計額が20万円以下

FX以外で収入がない場合

主婦や学生、無職の人などFX以外で収入がない場合は、48万円以上の利益があると税金が発生します。しかし、FXでの利益が48万円以下であっても、その他の投資で利益があると、合わせて48万円以上であれば申告が必要です。

注意点とは

FXの税金で注意したいことをご紹介していきましょう。

住民税(地方税)の申告は必要

FXの税金率は約20%です。そのうち、15%は所得税で、残りの5%は住民税になります。そのため、住民税の申告が必要になります。また、所得税の確定申告が必要でない場合でも、住民税の申告は必要です。

損失は最大3年繰り越しができる

FXで損失がある場合、基本的に確定申告は必要ありません。しかし、確定申告を行うと、翌年以降3年間にわたって他の所得金額から出た利益で相殺することができるんです。例えば、120万円損失し、翌年に50万円の利益が発生するとします。そうすると前年の120万円の損失で50万円の利益が相殺され、課税されないんです。

申告期限が過ぎると罰則が発生

FXの取引で申告の義務があるにも関わらず、期限内に申告を怠ってしまったり、遅れてしまうと罰則が発生します。「無申告加算税」、「過少申告加算税」、「延滞税」、「重加算税」といった罰則が課せられ、さらなる税金がかかります。

最後に

FXで一定の利益を出せば、確定申告が必要で税金がかかります。FXで数億円も稼ぐFXトレーダーのAkiともあれば、FXの税金は数千万円ともなりかなり高額です。しかし、損失が出れば3年間の繰越控除が受けられることもあるので、少し安心ですね。

ぜひ、FXを始める際は、事前に税金についても把握しておきましょう!