都知事選に出馬し、15万票以上を獲得した安野貴博さん。無名の候補者だったはずが、こんなにも票を集めるとは驚きで、注目を浴びました。ですが主要候補と比べると露出が少なく、未だにあまり知らないという方も多いと思います。今回は安野貴博さんの経歴や、安野貴博さんの妻についてまとめました。
安野貴博はどんな人?
安野貴博さんはAIエンジニア、SF作家、起業家と幅広く活躍されています。
安野貴博の学生時代
安野さんは開成中学校・高等学校から東京大学に進学し、卒業しました。
東京大学では工学部で“「AI戦略会議」で座長を務める松尾豊教授の研究室を卒業”(引用:安野たかひろ公式ホームページ)とのことで、AIが専門分野です。
安野貴博の職業は?
大学卒業後は外資系コンサルティング会社であるボストン・コンサルティング・グループに入社し活躍後、2社を起業しました。起業したのはチャットボットやリーガルテックを手掛ける会社で、AIを活用しています。
さらにSF作家としても活動されていて、ハヤカワSFコンテストでの受賞経験もあるほどです。エンジニアと作家の両立については“どちらも「テクノロジーを使って未来がどうなるかを考える仕事」”(引用:週プレNEWS)とのことで、優れた能力を持っていることが伺えますね。
安野貴博の知事選
「安野たかひろ」として都知事選に出馬した安野貴博さん。AIの技術を活かした政策が話題となりました。また、選挙活動も独特でした。
- 政策に直接コメントができる
- AIが政策についての質問に答えてくれる
特に、安野たかひろさんの政策を学習した「AIあんの」がいつでも質問に答えてくれるというところに興味を持った方が多かったようです。実際に6200件以上の質問があったそうです。
安野貴博の妻
安野貴博さんの妻である里奈さんは、応援演説に登場しました。
あのひろゆきさんも“視線の動かし方とか、目線のぶれなさとかがちょっと一般人の感じがしない”(引用:Yahooニュース)と絶賛するほど巧みな演説です。安野貴博さんだけでなく、里奈さんもエリートだと見抜いた方が多いことでしょう。
妻もエリート?
安野里奈さんは優秀な学校を卒業し、有名企業に勤務するエリートです。
里奈さんは桜蔭中学校・高等学校、東京大学と、優秀な学校を卒業されています。
東京大学では、安野貴博さんと同じ工学部に入学しているので、その時にお二人が出会ったのかもしれません。途中で文学部へ転入したため、卒業に5年かかったそうです。
卒業後はKADOKAWAに入社し編集者として活躍しました。現在は転職して、文藝春秋で小説の編集を担当されています。
演説が上手かった理由
安野里奈さんはXで学生時代の部活が演劇部であったことを明かしています。
高校の部活(英語劇部)の同窓会に行ったら、「演説しているときの動きと発声が15歳時から変わってない」と皆さまからご評価(?)いただけて笑った。
中高時代、朝昼晩まいにち腹筋と外郎売りしていた甲斐があったね。— りなくろ (@rinakuro) July 28, 2024
演劇部にとってセリフは大事なので、何度も練習していたのかもしれません。演説の技術はこのころから身についていたのではないでしょうか。
エリートであり、話の内容が素晴らしいのはもちろんのこと、人前で話す訓練を積んでいたからこそ、素晴らしい演説になったのだと思われます。
安野貴博の今後は?
AI技術を駆使し、一気に知名度を上げた安野貴博さん。次回立候補するかは未定とのことですが、今後やりたいことは” デジタルテクノロジーをうまく使って民主主義自体をアップデートすること”(引用:Yahooニュース)と語るなど、政治と関わっていく可能性が高いのではないでしょうか。
また、今回の選挙活動でつくったシステムを他の候補者が利用できるようにする予定だそうです。対立することが多い政治家の世界では異色の人物で、これからも注目されると思います。
まとめ
都知事選に出馬した安野貴博さんはAIの技術を駆使した選挙活動で話題となりました。安野貴博さんの妻である里奈さんも東京大学出身のエリートで、夫婦そろって今後の活躍が期待されています。