ボルダリングの楢崎智亜選手(TEAM au)の肩甲骨や筋肉が凄い。出身中学や、高校が知りたいと話題になっていますね!2020年に開催される、東京オリンピックの競技に選ばれ話題になったスポーツクライミングですが、中でも注目される、楢崎智亜選手(TEAM au)について調査してみたいと思います。
肩甲骨や筋肉が凄いらしいと評判ですが、いったいどんなトレーニングをしているのでしょう。どうやって肩甲骨の筋肉を鍛えているのか個人的にも興味があります!
ボルダリングで日本人初の世界王者に輝いた、東京オリンピック金メダル期待の星楢崎智亜選手について調べてみました!
楢崎智亜の身長体重プロフィールは?
・楢崎智亜(ならさきともあ)
・170㎝60㎏:日本のフリークライマー。
・1996年6月22日:栃木県宇都宮市出身、血液型はB型。
・好きな食べ物:鶏肉や牛タンなどのお肉類
・嫌いな食べ物:野菜類だそうです。
家族で食事に出かけると、楢崎選手に合わせて、お肉がたくさん出て来るのだそうです。
野菜については、克服したい気持ちは持っているようです。アスリートは身体が資本ですから、バランス良く食事が取れるようになると良いですね。
趣味は釣りでTEAM au所属しています。
名言は、泥臭くても優勝したヤツがカッコイイ。強いヤツが勝つんじゃない、勝ったヤツが強いんだ的な、楢崎選手の名言です。
プロ転向後の主なタイトルは、以下。
・2016年 クライミングワールドカップ年間チャンピオン
・2016年 クライミング世界選手権優勝(日本人初)
・20・・6年 ADIDAS Rock Stars優勝
・2017年 ノースフェイスカップ優勝
・2018年 コンバインドジャパンカップ優勝
・2018年 IFSCクライミングワールドカップモスクワ大会優勝
楢崎智亜の出身中学や高校はどこ?
高校は栃木県立宇都宮北高等学校に進学します。お父さんが、医者か、歯医者の噂があります。楢崎選手の得意科目は、物理と数学だったことから、医学部に入ろうと考えていたそうです。
お父さんが医者であれば、医学部も視野に入るのでは、と考えられるためそのような噂があったかもしれませんが、栃木県内には楢崎さんというお医者さんはいないようです。
そのような噂がたつほど楢崎選手が優秀だったのでしょうね。ちなみに、宇都宮北高校の偏差値は58だそうです!また出身中学は、作新学院中等部でした。スポーツをやる環境としては良い環境だと思いますが、高校は県立高校へ進学しています。大学進学のこともあってのことなのかもしれませんね。
楢崎智亜がボルダリングを始めたきっかけや実力は?
幼稚園の頃に、器械体操を始めました。将来を期待されていましたが、小学4年生の頃に床が浮き上がって来る恐怖感に襲われ、器械体操を辞めてしまいます。その後お兄さんの影響と勧めもあり、クライミングジムに通い始めます。
しかし器械体操で培われた身体能力は無駄ではありません。壁を自由に動き回れる楽しさにハマり、高校卒業後は大学進学はせずに、プロ転向しました。大学に行きながらという道も考えていたようですが「ダメだった時に逃げちゃうな」と思ったので、クライミングをメインに考えたそうです。
逃げ道を作らず決めたことで、専念せざるを得ない環境を作ってしまう、楢崎選手の考え方は強くてカッコイイですね!
アマチュア時代にも世界の舞台で各種の大会で好成績を挙げています。
楢崎智亜の兄弟は?弟もボルダリング選手?
男3兄弟で、楢崎選手は真ん中です。お兄さんと、弟がひとりずついます。弟の明智(めいち)さんもクライミング選手で、将来を期待されているひとりです。
2020年の東京オリンピックの頃は21歳なので、代表選手に選ばれる可能性もありますね。
2016年のノースフェイスカップでは、楢崎選手を抑えて優勝している実績のある選手で、兄弟での東京オリンピック出場の可能性もあるかもしれません。
楢崎智亜の筋肉や肩甲骨がすごすぎる!
フィジカルモンスターと呼ばれるほどの筋肉の持ち主で、体脂肪は何と2%台というから驚きですね。フリークライマーの場合、筋肉を付け過ぎると身体が重くなり、負担が増えてしまいます。
そのため自分の体重を使ったトレーニングや、重心移動によって負荷がかかるトレーニングで、強くてしなやかでバネのある筋肉が理想です。
楢崎選手の背中には羽が生えているかのような、肩甲骨が飛び出しています。肩の柔軟性が優れているためで、可動域が広いためより遠くのホールド(突起)を掴め、小さい身体でもリーチが長くなるというメリットがあります。
楢崎智亜選手のクライミングスタイルは?忍者の異名も
楢崎選手の凄さは、ホールドからホールドに飛び移るダイナミックなクライミングスタイルです。楢崎選手の性格は、シャイだけど芯が強いのだそうで、その性格的なところからも、海外の選手からは「ニンジャ」と呼ばれているそうです。
抜群の運動神経と、身体能力が合わさってなせる技と、軽い身のこなしも「ニンジャ」「フィジカルモンスター」と呼ばれる理由です。
フリークライマーの野口啓代さんからもアドバイスを貰ったりしているようです。以前の楢崎選手は、「日本人は技術が高くて、その技術で登れている」というのがカッコ悪いと思っていて、「フィジカル(身体の強さ)で登れる」のが魅力的だと思っていました。
周りからどう見られるかを気にし過ぎていて、なかなか結果が出ない時に、野口さんから「がむしゃらに泥臭く登った方が良い」とアドバイスされたことで、「本当にカッコ良いのは勝つことだ」と、気付きました。
彼女との噂もあるようですが、実際には姉と弟のような関係で、日本のボルダリング界をともに背負い、リードする戦友のような関係のようです。
楢崎智亜選手の得意技「ランジ」とは?
得意技は「ランジ」と呼ばれる、壁から壁へ飛び移るダイナミックな大技です。
バネのようにしなやかな肩甲骨の筋肉を駆使し、手を伸ばしても届かないホールドへ飛び移ります。
海外の選手と比較すると小柄な日本人は、腕のリーチも短いため、不利になりますが、楢崎選手は小柄な分、幼い頃に培った器械体操の空中でのバランス感覚と、肩甲骨周りの柔らかい筋肉を使った大技「ランジ」でカバーしています。
楢崎智亜選手のトレーニング方法もすごい!
宇都宮市内にある「FLASH」というクライミングジムがあり、そこでよく登っているそうです。「FLASH」ではキッズスクールの講師も務めているそうです。このスクールは、海外で活躍する安間佐千さんのご家族が経営しており、安間さんも時々訪れるようです。
またジム以外でも、実際の岩や崖も登ったりのトレーニングもこなしています。最後はバク転で降りるところがカッコ良く、さすが元器械体操選手だと評判です。またトレーニングには「アニマルフロー」も取り入れています。「アニマルフロー」とはその言葉の通り、動物の動きを取り入れて開発されたトレーニングです。
四肢を使ってのジャンプ、身体をくねらせたり、這ったりと野生動物のように動きに特徴があります。身体の筋肉や、日常生活や、ウェイトトレーニングでは鍛えることが出来ない部分の筋肉も鍛えられ、その結果筋力アップと、しなやかな動きを身に付けることが出来ます。
まとめ
「ニンジャ」もこの「アニマルフロー」が身に付いているからこそなのでしょうね。2020年の東京オリンピックの競技に選ばれ話題になったスポーツクライミングですが、まだまだ他の競技と比較すると馴染みも薄いため、楢崎選手はボルダリングが世の中に広まることを望んでいます。
「一番強いクライマーは楢崎!」と言われるようになりたいのだそうです。楢崎選手の活躍で、是非ボルダリングを広めて欲しいですね。