スタジオジブリの作品の中でも人気のある「天空の城ラピュタ」が2019年8月最後の金曜日放送されます!天空の城ラピュタと言えば「バルス」という滅びの呪文やシータがおばあちゃんから教えてもらった呪文が放送のたびに注目されています!
物語の中に出てくる呪文の種類や、何があるのかその一覧とおばあちゃんが主人公シータに教えた呪文にはどんな意味があるのかご存知でしょうか?
そこで今回は大好きな「ラピュタ」の中に出てくる呪文の一覧とおばあちゃんがシータに教えた呪文の意味について調べました。
天空のラピュタに登場する呪文一覧
さっそく「ラピュタ」に出てくる呪文を調べました。
ひとつめは
リーテ・ラトバリタ・ウルスアリアロス・バル・ネトリール
この呪文は主人公シータがムスカに捕まってバズーと別れさせられ幽閉されてしょんぼりした時に昔の事を思い出して呟いた呪文です。このリーテ・ラトバリタ・ウルスアリアロス・バル・ネトリールの言葉で、地下に眠っていた兵士が目覚めてというシーン。
2つめは「ラピュタ」と言えばこれを思い出す人が殆どだと思うのですが
「バルス」
この呪文は映画のクライマックスでシータとパヅーが死を覚悟した時に最後に2人で一緒に使う使う呪文です。このシーンは何回見ても鳥肌が立つくらい、私も大好きなシーンでもあります。
ネットでこの呪文が使われた時間帯にTwitterのサーバーが落ちたという話もありますので今回の放送でもまたバルス現象は起きそうですね!
天空の城ラピュタの呪文で一番人気があるバルスの意味や使い方は?
「ラピュタ」の中でも一番人気がある呪文バルスにはどんな意味が込められているのでしょうか?物語を見ているとだいたいわかると思うのですが、「バルス」には「滅びる、閉じる」という意味があります。
使い方はラピュタに危険が迫った時に関係者以外に城を取られないために自ら滅びるように設定された呪文で城を守るためと破壊の両方の意味を持っています。
「閉じる」というのはラピュタの繁栄に自ら幕を閉じるという意味があるようです。
天空の城ラピュタの呪文!シータが教えてもらった呪文の意味は?
シータが子供の頃に、おばあちゃんから困った時に使う呪文を教えてもらいましたよね。ちょっと長い呪文ですが一緒に今日覚えてしまいましょう!
「リーテ・ラトバリタ・ウルスアリアロス・バル・ネトリール」です。
この呪文の意味はラピュタ語で「我を助けよ。光よよみがえれ。」という意味で光の呪文とされています。
この呪文を呟くとシータの持っている飛行石が聖なる光を放ち発動して壊れたと思われるラピュタのロボット兵が動き出して幽閉されているシータを助けに行きましたね。
しかしロボット兵は政府の軍隊に倒されてしまいますが、それでも飛行石は輝き続けラピュタの方角を示しています。
その他にも物を探す、病気を治すという力もあるようです。そしておばあちゃんが絶対に使ってはいけないと念を押した呪文が「バルス」です。
この呪文は滅びの呪文で意味はラピュタ語で「閉じる、滅びる」です。
この呪文を使うと他の呪文の時と同じようにシータの飛行石が光を放ちラピュタ城の中枢である巨大飛行石が反応して上空に舞い上がり回路が自爆して崩れ落ちていき巨大な木と一緒に宇宙に上がってしまいます。
なので最期の最期の時でしか使ってはいけないと、おばあちゃんに教えられました。
天空の城ラピュタ本編で使われなかった呪文が実はあった?
実は「天空の城ラピュタ」本編の中では使われなかった呪文があるって知っていましたが?初耳の人もいるかもしれませんね。
それはビジュアル本「TheartofLuputa」という中のシナリオ準備稿の段階のみで登場したラピュタ城を包んでいる雲(龍の巣)を沈めて「雲を取り払う」という呪文で登場しているからなんです。
その本の中に出てきた呪文はこちらです!
・レデオチオ・ルント・リッチ
で意味は「ものみな静まれ」という意味です。
もうひとつは
・ジス・テアル・ロト・リーフェン
ラピュタ語で「失せしもの汝姿を現せ」という意味です。この呪文はシータとバズーが凧に乗って龍の巣に突入するシーンでラピュタの周りの雲を払う時に使う呪文として設定が作られていました。
しかし実際映画の中では使われませんでした、その理由については分かっていませんがきっと宮崎駿監督がない方がいいと判断されたんでしょうね!
滅びの呪文バルスの語源はトルコ語にあった?
ラピュタの中で使われている滅びの呪文「バルス」の語源も気になりますね!調べてみるとトルコ語にあるのではないか?という情報がありました。
それはトルコ語で平和を意味する「BARI(Balkバルシュ)」からきていると言われています。
しかしラピュタの中で使われている呪文はヨーロッパっぽくて神秘的に見えますが実は英語やヨーロッパの言葉言葉ではなくジブリが考えた造語だそうです。
でも「バルシュとバルス」とは似ていますよね。参考にしたのかも知れませんね。
また滅びの呪文なのに平和の意味のある言葉と似ているというのは恐ろしい巨大兵器でもあるラピュタが滅びれば平和が訪れるという思いから考えられたのかも知れませんね。
天空の城ラピュタでムスカとシータの関係について詳しく!
映画の中でも重要なキーパーソンとなるのが、ムスカとシータ。この二人の関係性とは一体何だったのか!?
ラピュタの中のシータとムスカの関係について調べてみました。
シータとムスカの秘密の名前について
シータの本名は「リシュータ・トエル・ウル・ラピュタ」といいます。
映画の中にも登場しますが、ラピュタ語で「トエル」は「真の」、ウルは「王」という意味で直訳すると「ラピュタの真の王リシュータ」という意味でシータがラピュタの正統な王位継承者ということを現しています。
そして物語の中でシータの敵になる政府諜報機関所属のムスカ。の本名はラピュタ語で「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」といいます。
「ウル」はシータと同じ「王族」を示し「パロ」は従属、模範を現す言葉で王家の分家の血筋、または王族に使える神官や宰相ということでシータとムスカは遠い親戚ということになります。
シータの一族に飛行石が王族の証しとして伝わっているようにムスカの一族にもラピュタに関する文献や伝承が書き記された古文書が残されています。
ムスカが滅びの呪文を知らなかったのはなぜ?
シータの家系が知っていた呪文をなぜ親族であったムスカの家系は知らなかったのでしょうか?
本家と分家があるように、呪文については遠い昔から本家の王族しか知らなかったのだと思います。分家であるムスカは呪文の存在は聞いたことがあったとしても詳しくは分からない状態だったのです。
また物語の中でムスカはラピュタは何度でも甦ると思っていたように見えたので滅びの呪文については存在すら知らなかったのかなと思いました。
ラピュタの「バルス」祭りは今回もある?
「天空の城ラピュタ」の中には「バルス」祭りという物語のクライマックスにシータが「バルス」と叫ぶのと同時に視聴者がTwitterに「バルス」とツイートするということを「バルス」祭りと言います!
これはラピュタが放送された時にネットではお祭り騒ぎになるのが恒例で特設サイトで「バルス!!みんなの時刻予想」もオープンしているそうです。
前回の放送の時には1分間で23万7295回のツイートがあったそうです。
ラピュタは2019年の8月最後の金曜日に放送されますので、一緒にバルス祭りで盛り上がりましょう!
ラピュタの原作になった作品やモデルとなった場所はある?
「天空の城ラピュタ」には原作になった作品があるのかを調べてみました。
しかし「天空の城ラピュタ」は宮崎駿監督が小学生の時に考えていた架空の物語が元になっているので原作はないそうです。
また物語の舞台として公式発表されているのはイギリスのノルウェーズ地方で大自然が広がる自然豊かな場所がモデルとなっています。
まとめ
天空の城ラピュタの呪文の意味を改めて調べてみましたが、本当に奥が深い物語ですよね。何回見てもグッときます。
スタジオジブリの作品は「天空の城ラピュタ」を始め、「となりのトトロ」、「千と千尋の神隠し」、「もののけ姫」など、どの作品も何回見ても飽きないなと思っています。
私もジブリの作品は大好きで放送されると毎回見てますよ。これからも素敵な作品を作り続けて私たちファンを楽しませてほしいなと思います。