「紀子さまがやばい」という言葉、最近SNSやネットでよく見かけるようになりましたよね。かつては理想の皇族妃として高い支持を集めていた紀子さまが、なぜここまで批判的に語られるようになったのでしょうか。

今回は、その背景にある出来事を順番に整理してみます。

紀子さまがやばいといわれるようになったきっかけ

紀子さまへの一部の人からの批判の声は、突然始まったわけではありません。

眞子さんの結婚騒動が転換点に

紀子さまへの批判が一気に広まったのは、2017年のことです。長女・眞子さんの婚約相手だった小室圭さんのお母様に金銭トラブルがあることが報じられ、批判の矛先が秋篠宮家全体へ向かうようになりました。

もともと秋篠宮家は結婚を認める方向だったのですが、小室家の事情が明らかになるにつれて態度が変わっていきます。それでも眞子さんは結婚の意志を曲げず、紀子さまとの間で意見がぶつかる形になりました。

皇室の歴史に詳しい小田部雄次氏(静岡福祉大学名誉教授)は、この親子の対立が紀子さまの教育方針への批判へとつながっていったと指摘しています。

「良い教育」が一転し批判の的に

結婚騒動前、眞子さんと佳子さまがICU(国際基督教大学)に進学したことは時代に合った進歩的な教育方針として評価されていました。しかし小室氏との結婚騒動後は、「学習院に進学していれば騒動は起きなかった」と評価が一変し、紀子さまの教育方針の問題として取り上げられるようになりました。結婚問題をきっかけに、それまで評価されていた教育方針そのものを見直す声も一部で出るようになったのは事実です。

バッシングが続く具体的な理由

眞子さんの結婚問題だけでなく、その後も様々なエピソードが話題を集めています。

警護をめぐる問題が浮上

秋篠宮ご夫妻は「皇室と国民の架け橋になりたい」という思いから、物々しい警備をできるだけ減らしたいと考えていらっしゃるようです。皇宮警察に対して「あまり近くに来ないでほしい」と伝えていると報じられており、この「ソフト警備」と呼ばれるスタイルが話題になっています。

そんな中、2026年3月には週刊文春が「護衛官が次々ダウンして参っている」という警察幹部の声を報道。紀子さまが護衛官を強い口調で注意されたとも伝えられ、秋篠宮家と警察の間に深刻な摩擦が生じているとして、大きな注目を集めました。週刊誌では護衛官との関係について報じられましたが、宮内庁が公式に認めた事実ではありません。

悠仁さまへの同行スタイルにも批判

悠仁さまが成年皇族になられてから、紀子さまが公務に頻繁に付き添われる姿が目立つようになりました。昨年11月のデフリンピック観戦のための伊豆大島訪問や、今年3月の北海道でのスキーオリエンテーリング国際大会観戦など、悠仁さまに紀子さまが寄り添われるケースが続いています。

「将来を担う悠仁さまを少しでも多くの人に知ってほしい」という気持ちからなのかもしれませんが、「子どもの公務にいつも母親がついてくるのはどうなの?」という見方も出ており、SNSや週刊誌報道では批判的な意見も見られました。

職員への接し方も報じられた

秋篠宮家の事情を知る関係者によれば、紀子さまは宮邸の職員に仕事を任せることができず、一部報道では職員への指導が厳しいと伝えられています。このような報道が積み重なることで、イメージの悪化につながっているようです。

海外での評判はどうなの?

紀子さまがやばいという声は、海外にも広がっているのでしょうか。実際の報道内容を見てみましょう。

海外メディアの関心は限定的

2023年5月、チャールズ国王の戴冠式に出席するためイギリスを訪問された秋篠宮ご夫妻ですが、現地メディアではほとんど取り上げられませんでした。以前、天皇陛下と雅子さまがイギリスを訪問された際には「家族のような親しみやすさがある」と温かく迎えられたのとは、少し対照的な結果となりました。

紀子さま 若い頃は父親の仕事の関係でアメリカのフィラデルフィアに住んでいたことがあり、英語が話せることで知られています。2021年に「世界妊娠高血圧学会」で英語のビデオメッセージを披露した際には、海外のネイティブスピーカーからさまざまな反応が寄せられたと報じられ、話題になりました。

ベトナム訪問での出来事

2023年のベトナム訪問では、事前の段取りでは秋篠宮殿下のみがレッドカーペットを歩く予定だったにもかかわらず、紀子さまがあとについて歩いてしまったとされ、一部メディアでは、現地関係者が紀子さまへ進行を案内する場面が話題になったと報じられました。

批判だけでは語れない紀子さまの活動

一方で、紀子さまが長年続けてこられた活動にも目を向ける必要があります。手話でのあいさつや結核予防活動など、紀子さまは長年にわたり福祉や保健分野に関わってこられました。また、2022年からは年齢や性別、障がいの有無に関係なく楽しめるスポーツ「ボッチャ」の普及にも力を入れており、各地の大会にも足を運ばれています。

さらに、雅子さまは過去のお誕生日に際しての文書回答で、紀子さまの手話や聴覚障害者支援への取り組みに言及し、敬意を示されたことがありました。皇族同士がこうした活動を名指しで評価することは珍しく、当時は注目を集めました。


紀子さまをめぐってはさまざまな報道や批判的な意見もありますが、その一方で長年継続してこられた活動があることも事実です。評価を考える際には、こうした側面も含めて見る必要があるでしょう。

バッシングをどう受け止めるべきか

皇室に詳しい専門家によれば、かつて雅子さまが批判の対象になっていた時代もあり、皇室へのバッシングはある意味で繰り返されるパターンともいえると指摘されています。 実際、2013年には週刊文春が「皇后にふさわしいのは紀子妃62%」という読者アンケート結果を大きく取り上げていたほど、かつての紀子さまの評価は高かったのです。

その評価が短期間でここまで変わったのは、特定のできごとをきっかけに積み重なった情報発信の影響が大きいともいえます。

まとめ

紀子さまがやばいという声の背景には、眞子さんの結婚問題を機にした批判の広がり、警護をめぐる報道、海外訪問でのエピソードなど、複数の報道や出来事が重なった結果と考えられます。ただ、報道やSNSの情報はすべてが事実とは限らないため、一つひとつを冷静に見ていくことが大切です。

ただし、報道内容には事実確認が難しいものもあり、情報源を確認しながら判断することが重要です。